目次
おいしい大根の選び方
新鮮でおいしい大根を見分けるためのポイントは、葉、ひげ根、そして全体の色と形です。
葉がみずみずしいか
葉がついている場合は、葉の緑色が鮮やかでみずみずしいものを選びましょう。葉がしなびているものは収穫から時間が経っている可能性があります。
ひげ根の有無と並び方
ひげ根が均等に、まっすぐに並んでいるものが良品です。ひげ根が斜めになっていたり、少なかったりするものは、生育環境が悪かった可能性があります。
全体の色とハリ、重み
全体的にハリとツヤがあり、白くて太いものが良いでしょう。持ったときにずっしりと重みを感じるものは、水分がたっぷりと含まれています。
大根の栄養
- ビタミンC
風邪予防や美肌効果が期待できるビタミンCが、可食部100gあたり12mg含まれています。 - カリウム
可食部100gあたり230mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に役立ちます。 - 食物繊維
可食部100gあたり1.3gの食物繊維が含まれています。腸内環境を整え、便通を促す効果が期待できます。
消化酵素(ジアスターゼ、アミラーゼ)
大根にはジアスターゼやアミラーゼなどの消化酵素が豊富に含まれており、胃もたれや消化不良を和らげる効果が期待できます。酵素は熱に弱いため、大根おろしなど生で食べることで効率よく摂取できます。
イソチオシアネート
大根の辛みはイソチオシアネートという成分によるものです。切ったり、すりおろろしたりすることで細胞が破壊されることで生成します。強い抗酸化作用や殺菌作用があり、がん予防や免疫力向上に役立つと言われています。
大根の部位や季節による違いと使い分け
大根は、部位や季節によって味や食感が異なります。おいしく食べるためには特徴を知り、使い分けることが大切です。
部位ごとの特徴
- 上部(葉に近い部分)
葉の光合成によって生成された糖分が多く、甘みが強いのが特徴です。水分も豊富で、辛みが少ないため、サラダや和え物、大根おろしなど、生で食べるのに適しています。 - 中央部
ほどよい甘みと辛みのバランスがとれており、煮崩れしにくいのが特徴です。おでんやふろふき大根、煮物など、加熱調理に向いています。 - 下部(先端部分)繊維質で辛みが強いのが特徴です。薄切りにして味噌汁の具にしたり、漬物にしたりするのがおすすめです。辛めの大根おろしが好きな人は下部がおすすめです。
季節による違いと選び方
- 冬の大根
やわらかく、みずみずしくて辛味が少なく、甘みが強いのが特徴です。下部まで辛みが少ないので、部位を問わずサラダや大根おろしなど、生食にできます。 - 夏の大根
夏の大根は辛味成分のイソチオシアネートの含有量が多いので辛味が強いのが特徴です。大根がメインとなる煮物や生食には不向きな傾向がありますが、硬めで煮崩れしにくいので炒め物に適しています。大根の辛味が苦手な人は、カットされている大根の上部を選ぶのがおすすめです。
大根の辛味を抑える方法
大根の辛味を抑える方法を紹介します。
- 皮を厚めに剥く
辛味成分のイソチオシアネートは、皮の近くに多く含まれているため、皮を厚めに剥くことで辛さをやらげることができます。 - 空気に触れさせる
イソチオシアネートは揮発性があるのですりおろした大根おろしを5〜10分ほど空気にさらすと辛味を抑えられます。 - 加熱する
イソチオシアネートは熱に弱いため、加熱調理すると辛みが抑えられます。電子レンジで数秒加熱するだけでよいので、空気にさらす時間がないときにおすすめです。辛味成分を揮発させたいのでラップはせずに電子レンジに入れてください。
大根の保存方法と保存期間
大根は、葉がついたままの状態だと葉が根の水分や栄養分を吸い上げてしまうため、購入後は葉を切り落とすようにしましょう。
丸ごとの保存
冷蔵保存
新聞紙で包み、乾燥しないようにポリ袋に入れて、立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存します。常温保存
直射日光の当たらない涼しい場所であれば常温保存できます。新聞紙で包んで保存しましょう。保存期間
1週間〜10日程度が目安です。
カットした大根の保存
冷蔵保存
切り口が乾燥しないように、ラップで包んでから冷蔵庫で保存します。保存期間は3〜4日程度です。冷凍保存
使い切れない大根は冷凍保存しましょう。いちょう切り・輪切り・ほぞ切り・すりおろしなど用途に応じて大根をカットして冷凍用保存袋に入れて冷凍します。解凍すると食感が悪くなるので、そのまま煮物や汁物に使いましょう。すりおろしは少量ずつラップに包んで保存してください。保存期間は1か月が目安です。
まとめ
大根は、みずみずしい食感と栄養豊富な万能野菜です。消化を助ける酵素や抗酸化作用を持つ成分を効率よく摂取するには、大根おろしなど生で食べるのがおすすめです。この記事を参考に、新鮮な大根を選んで、日々の食卓に美味しく取り入れてみてください。

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