2025年5月1日木曜日

夏の食卓にサプライズ!めずらしい夏野菜



夏野菜と言えばトマト・きゅうり・なすなどを思い浮かべると思います。定番の夏野菜もおいしいですが、ちょっとマンネリ…と感じることはありませんか?
今回の記事では、夏に旬を迎えるめずらしい野菜を紹介します。鮮やかな色やユニークな形は、食卓を彩り華やかにしてくれます。まだあまり知られていないからこそ、旬の時期しか手に入りません。店頭で見かけたらぜひ試してみてくださいね。

アーティチョーク


アーティチョークはアザミに似た花を咲かせる植物です。

食べられるのは若いつぼみで、鱗のようなガクを取り除き芯の部分だけを食べます。

ヨーロッパではよく食べられている野菜で、栗やゆり根のようなホクホクとした食感が特徴です。

食べ方は茹でたり、蒸したりするのが一般的ですが、素揚げやオイル煮込みもおすすめです。

栄養素は、ミネラル・ビタミンC・水溶性食物繊維のイヌリンが豊富です。

※キク科の植物なので、アレルギーのある人は注意してください。

モロヘイヤ


モロヘイヤはアフリカ原産の野菜で、旬の時期は6〜8月中旬です。

モロヘイヤはアラビア語で『王様の野菜』という意味があるほど栄養価が高く、β-カロテン・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・カルシウム・銅など多くのビタミンやミネラルを含んでいます。

特にβ-カロテンの量は可食部100g当たり10,000μgと、野菜の中でもトップクラスです。ほうれん草は4,200μgなので2倍以上含まれています。

粘りがありますが、香りや味にクセがないので、スープ、おひたし、和え物、炒め物などさまざまな料理に使えます。

ビーツ


ビーツは、地中海沿岸地域が原産とされる野菜で、5〜7月ごろと、10〜12月ごろの年に2回旬を迎えます。

砂糖の原料になるサトウダイコンの仲間で、ビーツにもショ糖が含まれており、ほのかな甘味があります。

鮮やかな赤色とシャキシャキとした食感が特徴で、サラダで食べるのが一般的です。

ポリフェノール・カリウム・鉄・葉酸・ベタインなどの栄養が豊富です。

アイスプラント


アイスプラントは南アフリカ原産の野菜で、4〜6月に旬を迎えます。

地中のミネラルを吸い上げる救援植物で、葉の表面にはキラキラとした塩分の結晶が付いています。

プチプチと弾ける不思議な食感で、そのまま食べても自然な塩味があります。

イノシトール・β-カロテン・プロリンなどの栄養が豊富です。

イノシトールは脂質の抑制や血糖値を下げる作用が、β-カロテンには抗酸化作用によるアンチエイジング効果が、プロリンには肌の調子を整える作用があるとされていりので、美容や健康に関心のある女性におすすめの野菜です。

ロマネスコ


ロマネスコは、ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせたような、ユニークな形状が特徴の野菜です。フラクタル構造と呼ばれるらせん状の幾何学的な模様が美しく、食卓を華やかに彩ります。旬は夏から秋にかけてです。

栄養価としては、ビタミンC、食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。ブロッコリーやカリフラワーと同様に、抗酸化作用や免疫力向上に役立つスルフォラファンも含まれています。

食感はカリフラワーに似ていますが、より締まっていて甘みがあります。茹でたり、炒めたり、グラタンやパスタの具材としても美味しくいただけます。

コリンキー


コリンキーは、比較的新しい品種のミニカボチャで、ラグビーボールのような可愛らしい形と鮮やかな黄色が特徴です。皮が薄く、種ごと食べられる手軽さが魅力で、旬は夏から秋にかけてです。

生で食べられるほど皮が柔らかく、ほんのりとした甘みとシャキシャキとした食感が楽しめます。サラダやピクルスにするのがおすすめです。加熱するとホクホクとした食感になり、天ぷらや炒め物にも適しています。

栄養価としては、β-カロテン、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが含まれています。

まとめ

新しい食材を取り入れると、いつもの食卓が少し違った雰囲気になります。まだ日本では栽培が少ない野菜なので、近隣のスーパーで取り扱いがない場合には通販をチェックしてみてくださいね。

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