甘みと酸味のバランス、香り、食感など、品種によってさまざまな魅力を持つぶどう。色や粒の大きさも多種多様です。
この記事では、スーパーや青果店でよく見かける代表的なブドウを「緑系」「黒系」「赤系」の3つのタイプに分けて、それぞれの特徴を紹介します。
目次
ぶどうは3つのタイプに分けられる
ぶどうは皮の色によって「緑系」「黒系」「赤系」の3つのタイプに分けられます。それぞれの大まかな特徴を知っておきましょう。
- 緑系ブドウ
- さわやかな香りと甘みがあり、渋みが少なく皮が薄いため、皮ごと食べられる品種がある。
- さわやかな香りと甘みがあり、渋みが少なく皮が薄いため、皮ごと食べられる品種がある。
- 黒系ブドウ
- 甘みと酸味のバランスが良く、芳醇な香りが特徴です。
- 赤系ブドウ
- 酸味が少なく、上品な甘みが特徴です。
緑系ブドウ
シャインマスカット
マスカットのさわやかな香りと、強い甘みがあり酸味は少なく、パリッとした食感が特徴です。
- 皮: 食べられる
- 種: なし
- 糖度: 18~20度
- 収穫時期: 8月中旬~10月上旬
瀬戸ジャイアンツ
さわやかな甘ずっぱさと、パリッと弾けるような食感が特徴です。果肉は丸ではなく、桃のような形をしています。
- 皮: 食べられる
- 種: なし
- 糖度: 17度前後
- 収穫時期: 8月下旬~9月下旬
マスカット・オブ・アレキサンドリア
- 皮: 食べられない
- 種: あり
- 糖度: 17~20度
- 収穫時期: 5月~10月
黒系ブドウ
ニューピオーネ
巨峰とマスカットの特性を受け継いだ品種で、コクのある甘みと酸味のバランスが良く、香りが良いところが特徴です。ピオーネは種がある品種ですが、ニューピオーネは種がありません。
- 皮: 食べられない
- 種: なし
- 糖度: 16~18度
- 収穫時期: 8月上旬~10月上旬
長野パープル
- 皮: 食べられる
- 種: なし
- 糖度: 18~21度
- 収穫時期: 9月上旬~9月下旬
巨峰
黒ブドウの定番品種で、実が引き締まっていて多汁で香りが豊かです。甘みが強く風味が良いところが特徴です。
- 皮: 食べられない
- 種: なし(種ありもあり)
- 糖度: 18~20度
- 収穫時期: 8月上旬~9月下旬
紫苑(しえん)
粒が縦長で、皮離れが良く、甘みが強いところが特徴です。気品のあるワインレッドの色が美しく気品があります。 主な産地は岡山で、市場にはあまり出回らない品種です。
- 皮: 食べられない
- 種: なし
- 糖度: 20度前後
- 収穫時期: 10月下旬~11月下旬
赤系ブドウ
デラウエア
強い酸味と甘味があります。小粒で種がなく食べやすい品種です。 |
- 皮: 食べられない
- 種: なし
- 糖度: 18~20度
- 収穫時期: 7月上旬~8月上旬
安芸クイーン
ルビー色で華やかな香りがする美しい品種です。多汁で甘みが強く、酸味は控えめです。
- 皮: 食べられない
- 種: あり(種なしもあり)
- 糖度: 19度前後
- 収穫時期: 8月下旬~9月上旬
まとめ
ぶどうは色や品種によって、皮ごと食べられたり、種がなかったり、糖度や収穫時期が異なったりと、多様な個性を持っています。
今回紹介した特徴を参考に好みのぶどうを探してみてください。
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