2025年9月9日火曜日

人気のぶどう9品種の特徴


甘みと酸味のバランス、香り、食感など、品種によってさまざまな魅力を持つぶどう。色や粒の大きさも多種多様です。

この記事では、スーパーや青果店でよく見かける代表的なブドウを「緑系」「黒系」「赤系」の3つのタイプに分けて、それぞれの特徴を紹介します。

目次

ぶどうは3つのタイプに分けられる

ぶどうは皮の色によって「緑系」「黒系」「赤系」の3つのタイプに分けられます。それぞれの大まかな特徴を知っておきましょう。

  • 緑系ブドウ 
    • さわやかな香りと甘みがあり、渋みが少なく皮が薄いため、皮ごと食べられる品種がある。

  • 黒系ブドウ 
    • 甘みと酸味のバランスが良く、芳醇な香りが特徴です。
    •   
  • 赤系ブドウ
    • 酸味が少なく、上品な甘みが特徴です。
      

緑系ブドウ

シャインマスカット


マスカットのさわやかな香りと、強い甘みがあり酸味は少なく、パリッとした食感が特徴です。
  • 皮: 食べられる
  • 種: なし
  • 糖度: 18~20度
  • 収穫時期: 8月中旬~10月上旬

瀬戸ジャイアンツ


さわやかな甘ずっぱさと、パリッと弾けるような食感が特徴です。果肉は丸ではなく、桃のような形をしています。
  • 皮: 食べられる
  • 種: なし
  • 糖度: 17度前後
  • 収穫時期: 8月下旬~9月下旬

マスカット・オブ・アレキサンドリア


香水のムスクのような気品のある芳醇な香りが特徴です。甘さと酸味のバランスが良く、甘すぎずさっぱりとした味わいです。
  • 皮: 食べられない
  • 種: あり
  • 糖度: 17~20度
  • 収穫時期: 5月~10月

黒系ブドウ

ニューピオーネ



巨峰とマスカットの特性を受け継いだ品種で、コクのある甘みと酸味のバランスが良く、香りが良いところが特徴です。ピオーネは種がある品種ですが、ニューピオーネは種がありません。
  • 皮: 食べられない
  • 種: なし
  • 糖度: 16~18度
  • 収穫時期: 8月上旬~10月上旬

長野パープル


巨峰とリザマートを交配した品種で、甘みが強く濃厚な味わいです。

  • 皮: 食べられる
  • 種: なし
  • 糖度: 18~21度
  • 収穫時期: 9月上旬~9月下旬

巨峰


黒ブドウの定番品種で、実が引き締まっていて多汁で香りが豊かです。甘みが強く風味が良いところが特徴です。
  • 皮: 食べられない
  • 種: なし(種ありもあり)
  • 糖度: 18~20度
  • 収穫時期: 8月上旬~9月下旬

紫苑(しえん)



粒が縦長で、皮離れが良く、甘みが強いところが特徴です。気品のあるワインレッドの色が美しく気品があります。 主な産地は岡山で、市場にはあまり出回らない品種です。
  • 皮: 食べられない
  • 種: なし
  • 糖度: 20度前後
  • 収穫時期: 10月下旬~11月下旬

赤系ブドウ

デラウエア


強い酸味と甘味があります。小粒で種がなく食べやすい品種です。

  • 皮: 食べられない
  • 種: なし
  • 糖度: 18~20度
  • 収穫時期: 7月上旬~8月上旬

安芸クイーン



ルビー色で華やかな香りがする美しい品種です。多汁で甘みが強く、酸味は控えめです。
  • 皮: 食べられない
  • 種: あり(種なしもあり)
  • 糖度: 19度前後
  • 収穫時期: 8月下旬~9月上旬

まとめ

ぶどうは色や品種によって、皮ごと食べられたり、種がなかったり、糖度や収穫時期が異なったりと、多様な個性を持っています。

今回紹介した特徴を参考に好みのぶどうを探してみてください。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿